JA長崎せいひ 南部営農経済センター
北川担当(左) 山本係長(右)
地域や生産者との強い結びつきを築く
JA長崎せいひは3つのJAが合併して2005(平成17)年に誕生しました。管轄地域は長崎市、西海市、諫早市(多良見町)、西彼杵郡時津町、長与町の3市2町にまたがります。温暖な気候と山の傾斜地を生かして、当地域では古くからみかんやびわの生産が盛んに行われました。他にも、西海市の特産品であるゆでぼし大根や、「ゆめのか」や「こいのか」を主力とするいちごなど、限られた耕地面積でも高反収が得られる農業経営が特徴として挙げられます。
近年は、JAの大型化に伴い支店や店舗などが減少した分、以前に比べると生産者とJAのコミュニケーションも減っている気がします。それに輪をかけて新型コロナウイルス感染症の拡大で、農業イベントも中止が続き、地域交流がここ2年は思うようにできていません。幸い世の中は徐々に平穏に向かいつつあるので、今後は、個々の生産者とJAの結びつきをもう一度強くする活動に力を入れたいですね。その輪を大きく広げて地域の活性化につなげたいと考えています。