JAいがふるさと
営農企画課
福森大典、前田貴久、椿真吾、中里太、田端清次
大規模経営体も
小さな農家も地域の宝
伊賀地域には伊賀米コシヒカリをはじめアスパラガスや白鳳梨、ぶどう、トマト、苺など数多くの品目があります。伊賀米コシヒカリは日本穀物検定協会の食味ランキングで高評価を得ています。また、三重県の出荷量が全国一位のなばなの栽培も盛んに行われています。盆地特有の昼夜の寒暖差が大きい気候により、トマトや苺といった果物の糖度が高いのも特徴です。
当地は山間地の農地も多い場所であり、大規模な経営体も重要ですが、兼業農家として家族経営で頑張っている農家も地域にとっては欠かせない存在です。また、起伏に富んだ伊賀盆地は粘土質から砂壌土まで、農業環境も地区ごとに異なります。そのため、それぞれの生産者と顔を合わせて話を聞き、地域特性に合った解決策を一緒に探していくことを我々は大切にしています。
さまざまな要因で農業にかかる費用が上がっている中、経費圧縮には限界があります。省力化や低コスト資材など、すべての生産者が持続可能な経営をしていけるやり方を探す必要があり、具体的な策を探しながらTAC活動を進めていきたいと考えています。