まいどさん! JA石川かほくの櫻井です。 先日朝一番に、今本ぶどう園さんに訪問しました。 今本ぶどう園さんの経営は、かほく市の高松という地区で、 ぶどうをメインに2ha栽培しており、その他に長いもを2000本栽培しています。
「おはようございます!農協のさくらいで~す!」と入っていくと 仲の良いご夫婦が出迎えてくれました。 今日は、長いもの調整作業を行っているということで、 今年の出来具合や栽培の苦労点などを聞いていました。 「櫻井、おもしいもんみしてやる!」 (標準語に直しますと、櫻井におもしろいものを見せてあげる) と言われたので見せてもらったところ・・・。 「なっ・・・!」
oh~!sexy! 長いもが土壌の中で石ころなどに当たり、 股裂けになって変形しているじゃあ~りませんか!
■すごい生命力ですね! 農産物は決して規格どおりなものはできないいうのは、このことです。■
すいません。脱線しているので、話を元に戻しまして・・・。 さて、長いもの収穫されてから出荷までの行程を紹介します。 ①畑から掘り起こした長いもは、作業場に持って来てから数日乾燥させます。 (乾燥させると甘みが増します。) ②乾燥したら、表面に付いている根っこを手でちぎります。 (品質保持の為、当産地はバーナーで焼きません。) ③規格別に選別して、箱に詰めます。 (輸送中、折れないように籾殻を詰めます。) ④JAの集荷場に持ち込まれます。
JA石川かほく管内の長いもの特徴を聞いてみたところ、 「粘り気が強く、甘みがあり、しゃきしゃき感があり、おいしい」との事で、 この特徴を生かした、バター焼きや酢の物・煮物やめった汁などは、 寒い季節の料理にぴったりということでした。
■今本さんは、卵焼きに長いもを入れるとフワッとなりおいしいと教えてくれました。■