agrifuture vol.48
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P.13P.132016年4月10日発行 AGRIFUTURE48号発行者:JA全農 営農販売企画部 久保省三編集長:JA全農 みのりみのるプロジェクト 小里 司〒100-6832 東京都千代田区大手町1-3-1 JAビル 電話03-6271-8156www.minoriminoru.jpAGRIFUTURE 制作スタッフArt Director/藤沢厚輔(NICE GUY) Graphic Designer/アトキンソン正見(NICE GUY)Editor/平井健一 Photographer/ワタナベヒカルwww.ja-kizuna.jp次号は茨城!5/10(火)発行予定取材協力者タックこのコーナーでは今回の取材を現地でコーディネートしてくれた、JAのTACメンバーの声を紹介します。の!TACは全国各地のJAとJA全農が組織する農業コーディネートチーム(Team for AgriculturalCoordination)です。2,000人を超えるTACが10万人以上の農業経営者を日々訪問し、農業経営に関するあらゆる相談に応えています。同時に、全国の田んぼや畑から「いま、本当においしいもの」を生活者の皆さんに紹介しています。TACは生産者と生活者を「つなぎます」。 「エコ」や「安心安全」というフレーズが日本全国のあらゆる産業で一般的になった現在、農業分野でも10年前に比べて生産防除の技術が格段に進化しています。その中でも、土佐市で取り組んでいる「天敵昆虫」を利用した防除技術は、まさに世界トップレベルです。地域が培ってきた農業技術を衰退させることなく、さらなる進化を目指せるよう、私達TACも力を尽くしていきたいと考えています。 特に、販売流通に関しては可能性が大いにあり、新たな展開を模索しているところです。農畜産物は、内容は良いのに外観が悪いだけで二束三文の扱いを受け、生産者の収入を圧迫している面があります。B品(2級品)の取り扱いを生産部会、関係機関、業者などと検討し、より良い販売を行い生産者の収入に反映させて行きたいと考えています。 生産者はとても努力家で、勉強熱心、そして優しい心で農畜産物と向き合っています。ですから生活者の皆様には、素直な気持ちでたくさん食べてもらいたいと思っています。私達TACはどちらか一方だけの立場ではなく、生産者と生活者の両方の目線で農業を考え、双方の想いをつなげることを大切にこれからも活動していきます。MARCHE INFO旬の食材や、その土地ならではの食文化を地元のJA担当者(TAC)や生産者が紹介します。地域や生産者の魅力を知って、食べて、できればその地域を訪ねてください。JAとさし 販売課(TAC)生産者と生活者の目線で想いをつなげる SCHEDULE2016「JAグループのウェブサイトでは、お近くのJAファーマーズマーケットや、国産の野菜や果物の魅力がたっぷり詰まった「おいしい情報」をご紹介しています!」AGRIFUTUREの取材で出会った生産者の言葉や、地域の特産物の生産風景などをWEB動画で紹介します。 古来、常陸国と呼ばれた茨城県は、「産物が多く、人々が豊かに暮らす『常世の国(極楽)』」と評されており、現在でも全国2位の農業産出額を誇っています。 今回のマルシェでは、国内産の90%以上のシェアがある甘く柔らかな「ほしいも」、皮が柔らかく身が締まった「奥久慈なす」、生産量日本一の「笠間の栗」の加工品など、茨城県北部の農畜産物や加工品を銀座に直送し、JA常陸のTACが地元の美味しい食べ方などを紹介します。ぜひ、ご来場ください。※取扱品目は変更になる可能性があります。茨城県 常陸の実り5/28(土)、29(日)銀座三越9階テラス10:30~18:00
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