AGRIFUTURE_Vol.46
14/16
P.132016年2月16日発行 AGRIFUTURE46号発行者:JA全農 営農販売企画部 久保省三編集長:JA全農 みのりみのるプロジェクト 小里 司〒100-6832 東京都千代田区大手町1-3-1 JAビル 電話03-6271-8156www.minoriminoru.jpAGRIFUTURE 制作スタッフArt Director/藤沢厚輔(NICE GUY) Graphic Designer/アトキンソン正見(NICE GUY)Editor/平井健一 Photographer/ワタナベヒカルwww.ja-kizuna.jp次号は熊本!3/10(木)発行予定取材協力者タックこのコーナーでは今回の取材を現地でコーディネートしてくれた、JAのTACメンバーの声を紹介します。の!TACは全国各地のJAとJA全農が組織する農業コーディネートチーム(Team for AgriculturalCoordination)です。2,000人を超えるTACが10万人以上の農業経営者を日々訪問し、農業経営に関するあらゆる相談に応えています。同時に、全国の田んぼや畑から「いま、本当においしいもの」を生活者の皆さんに紹介しています。TACは生産者と生活者を「つなぎます」。 JAさいたま管内は、首都圏という立地で生活者のすぐ隣に農地のある場所です。生産者は「顔の見える農業」を展開し、安全・安心を第一に考え、新鮮な農産物を多種生産しています。例えば米では、農薬使用回数の厳守・化学肥料の使用制限に努めるブランド米「特別栽培米」の生産に積極的に取り組んでいます。また、さいたま市の特産品である「チコリー」、「くわい」の栽培も盛んに行っています。特に「くわい」は全国でも有数の産地です。 この地域の農業の特徴は、規模的に市場出荷はほとんどしておらず、生産者は地元直売所での販売をメインに生産している点です。直接、生活者に販売するため、一軒一軒が自分の作った農産物に誇りを持ち、日々生産販売しています。JAさいたま管内にある多数の農産物直売所には、生産者が丹精込めたて育てた農産物がたくさん置いてありますので、ぜひ、足を運んでみてください。私達は農業に従事する者として、地域にとって農業という分野が欠かせないものであることを子供から大人まで理解してもらえるよう、食農教育などに積極的に取り組んで農業を盛り上げていきたいと考えています。MARCHE INFO旬の食材や、その土地ならではの食文化を地元のJA担当者(TAC)や生産者が紹介します。地域や生産者の魅力を知って、食べて、できればその地域を訪ねてください。JAさいたま営農経済部 営農指導課食育に力を入れ農業の魅力を伝えていく SCHEDULE2016「JAグループのウェブサイトでは、お近くのJAファーマーズマーケットや、国産の野菜や果物の魅力がたっぷり詰まった「おいしい情報」をご紹介しています!」AGRIFUTUREの取材で出会った生産者の言葉や、地域の特産物の生産風景などをWEB動画で紹介します。 阿蘇山外輪山の西麓に位置する熊本県菊池地方。平安時代より約450年続いた豪族「菊池一族」の城下町として栄えたこの地は、かつて九州の政治・文化の中心でした。江戸・明治期以降は質の高い農産物の産地として知られ、特に近年、品種向上を重ねてきた「スイカ」は全国でも高い評価を受けています。 当日は、糖度が高くシャリシャリとした食感の「スイカ」をはじめ、地元のお米を食べて育った「えこめ牛」、日本名水百選にも選ばれた菊地水源の湧水で栽培された「菊池水田ごぼう」など、旬の食材を銀座に直送し、産地からやって来るTACや生産者が地元の美味しい食べ方などを紹介します。是非、会場にお越しください。※取扱品目は変更になる可能性があります。熊本県 菊池の実り2016年4月3日(日)銀座三越9階テラス10:30~18:00
元のページ