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ぶどう農家の春の訪れ
2011.02.10

まいどさん。 JA石川かほくの櫻井です。 我々の住む石川県でも、1月30日から31日にかけて歴史的な大雪が降り、 当JA管内でも80センチ(ぶどう生産者談)くらいの積雪がありました。 当然、富山県の伊東さんの写真と同様に、パイプハウスが何棟も倒壊しました。 また、大雪後は晴天続きにより暖かくなっていますが、 ハウスとハウスの間に落ちた雪が、水分を含むことにより重くなり、 さらに倒壊の被害は増加しています。
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(大雪により倒壊したハウス)
北陸でも暖冬続きということで、生産者の方は 「まさか、こんなに雪が降るとは予想できなかった。暖冬ボケしていた。」 と言っていました。
・・・ 話は変わりまして、
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皆さんは、この包みを何だと思いますか? バレンタインチョコ?お菓子? 実は・・・ぶどう畑の被覆資材(ビニールのようなもの)です。 いよいよ2月に入り、当JAのぶどうの産地は ハウスに被覆資材をかける準備が始まってきました! という事で、今日はぶどう生産者のもとへ被覆資材を配達しました。
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(トラックに満タンに積んだ被覆資材)
近年では、「原反」という、100mの被覆資材をラップ状に巻いてあり、 生産者が自園に合わせてカットするという、低コスト商品もあります。
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(原反と呼ばれる100mあるビニール)
当JA管内のぶどうは大正8年から栽培が始まり、 品種はデラウェアが中心で、「高松ぶどう」というブランド名で 年間に約300トンのデラウェアが、北陸・関西・中京方面を中心に 全国出荷されています。 「高松ぶどう」の大きな特徴は・・・(1)大房で (2)大粒の(デラウェアなのに)(3)糖度が高い ということです。 きれいで、美味しいぶどうを作るには太陽の光を良く通し・保温力の高い、 新しい被覆資材を使用することがポイントと生産者から教えていただきました。 今年も美味しいぶどうが出来ますように!(^^)!
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