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【酒米刈取≪手刈り編≫】滋賀県JAグリーン近江姫野です。
2010.10.18

おじゃまします! 滋賀県JAグリーン近江の姫野です。 今回は、当JA管内の田んぼで行われた酒米 (お酒を作るのに適したお米)の刈取作業の様子を少しご紹介します。
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◇酒米のほ場(田んぼ)。刈取期でいちめん黄金色です。 滋賀県の酒米品種「滋賀渡船(しがわたりぶね)」の刈取作業があり、 TAC数人でお手伝いに行きました。 「滋賀渡船」は歴史が古く、 昭和34年まで滋賀県の湖南地方を中心に栽培されていたと 文献に残るだけの幻の酒米です。 半世紀ぶりに栽培が復活し、当JAの酒米部会や県行政などが プロジェクトを立ち上げるなどの活動を経て、作付面積が拡大しているとか。
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◇刈取り直前の酒米「滋賀渡船」。ずっしり。背も高い。 さて、今回はその「滋賀渡船」の来年栽培用の種子とりをするために 刈取機械コンバインを使わずに鎌で手刈りをします。 来年度以降、「滋賀渡船」の特性をもった、元気な株になりそうなものを 選びながら慎重に刈っていきます。
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◇株を選びながら、鎌でひと株ひと株刈ります。
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◇私も少しだけお手伝い <専らカメラ係>
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◇酒米部会担当のTAC西村さん。酒米生産者でもあります。
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◇選んだ株をまとめて、日陰で稲架(はさ)干します。
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◇じっくり乾燥させ、来月に脱穀して選別をします。 今回ここで刈った酒米は、みなさまがお召し上がりになる 日本酒にはならず、来年の種子をとっている様子でした。 次回以降に、お酒用に出荷される田んぼでの刈取風景もご紹介します。 《滋賀渡船の特徴》 滋賀渡船は、山田錦の親ということもあり、お酒にすると底知れぬ力強さと魅力を秘めた味を楽しんでいただけるものとなっております。
◎ 「滋賀渡船」を使ったお酒は    銀座三越9階 「みのる食堂」で提供しています。    
ドリンクメニューをご確認下さい。    https://www.minoriminoru.jp/diner.html